みなさまこんにちはヽ(^o^)丿
最近ますますマスクの入手が困難になり、テレビでもマスクの作り方の特集が組まれるようになりましたね(^^)
テレビで紹介されているぺったんこのシンプルマスクでも細菌飛沫防止には良いのですがせっかく作るんだったらもっとオシャレなマスクが良い!!と思ってる方もいらっしゃるのではないのでしょうか??
西沢本店ではタイプ別のマスクの作り方レシピを販売しており、もちろんマスクの材料となるダブルガーゼ(無地・プリント)やマスクのゴムも販売しております☆
シンプルマスクやタック付きの立体マスクは何となく作り方がわかるんだけど、縫う所が多い立体マスクはちょっとわかりにくいなぁ~、とおっしゃる「はじめてさん」にもわかりやすいように写真付きのレシピブログを作成しました(*^^)v
実際、「マスクが売ってないので手芸なんてしたことないんだけど作ってみようと思って材料を買いに来ました~」と初めて西沢の地に足を踏み入れたお客様が多く、毎日、何十何百枚と買って行かれるマスクのレシピ「手づくりマスクP-1」(¥20+税でコットンコーナーで販売中♪)に掲載の立体マスクにフォーカスを当て説明していきます☆
シンプルタイプの立体マスクとは
画像のとおり、中央で布をはぎ合わせ、立体的に作るマスクです☆
口元に空間ができるので、自然に呼吸できますので外出時はもちろん、寝る時に使用するマスクとしてもおすすめです(^o^)
用意するもの
表・裏生地を変える場合は
各生地 S タテ14cm ヨコ30cm
M タテ14cm ヨコ35cm
L タテ15cm ヨコ35cm
(余裕を持って見積りしています。)
薄手接着ドミット芯(表地にのみ接着)
S タテ14cm ヨコ30cm
M タテ14cm ヨコ35cm
L タテ15cm ヨコ35cm
(余裕を持って見積りしています。)
マスクゴム 50m~60cm
マスクゴムは各社いろんな種類のゴムが出ていますが、丸ゴムより平らでホワホワした素材の物の方が耳が痛くなりにくいようです☆
長さは試着をして調節しながら無理のない長さにしましょう☆
生地の裁断
上記の用尺を参考にし生地を裁断します☆
こちら縦15cmの表、裏布をそれぞれ用意しました☆
こちらは接着ドミット芯、生地をしっかりさせマスクとの間の空間を保つために使います☆(なくてもいいですが今回は使って行きます☆)
まずは型紙を裁断し印を付けます☆型紙は「手づくりマスクP-1」¥20+税でコットンコーナーで販売中です☆
水で消えるペンを使用すると便利です☆
写真の物は実際に縫う原寸大と縫い代線を描くのに便利なように作りました☆
大量生産される方は厚紙などを利用し作っておかれると良いと思います☆
印を付けたら裁断します☆
裏布も同様に印をつけ裁断します☆
同じ面に使うパーツ同士が同じ向きにならないように印を付けておくと便利です☆
ドミット芯も同じように印を付けます☆
こちらには縫い代を付けず印を付け、
裁断します☆
こちらにも印を付けておきます☆
表生地、裏地、ドミット芯、2枚ずつ揃いました☆
ドミット芯を貼ります
表地にドミット芯を接着していきます☆
設定はドライで中温~高温で接着します☆
縫い合せていきます
ドミット芯を貼ったら縫い合せていきます☆
まずはカーブを縫います☆返し縫いもしてください☆
使ってるミシンはJUKIさんのシュプール☆
裏地も同じように縫います☆
縫い終わったらアイロンをかけ縫い代を割ります☆
熱定着するチャコペンをお使いの方はアイロンの前に消しておいてください☆
馬があるとアイロンがかけやすく便利です☆
馬がない時は布を畳んだり丸めたりして土台を作りその上でかけます☆
アイロン台の上でも良いのですがカーブなので少しやりにくいです(^_^;)
縫い代にはさみで切り込みを入れます☆
よく、アイロンする前に切り込みを入れる方がいるのですが先に切り込みを入れてしまうと縫い代がひらひらしてかけづらいので先にアイロンをかけます☆
しっかり割っていないと、白など薄い色の生地で作った時表から縫い代がきちんと割れてないのがわかり格好が悪いです(^_^;)
裏も同様に☆
表生地と裏生地を中表に合わせ上下を縫います☆向きに注意してください☆
待ち針で止めます☆
返し縫いをして生地端から端まで縫います☆
アイロンで縫い代を割ります☆
カーブなので切り込みを入れます☆
表に返す前に水で印を消しておきます☆
インクが熱定着するペンを使用する場合はアイロンをかけるまえに消しておきましょう☆
脇から表に返します☆
表から見えないように裏布を1mm程控えます☆
表からステッチをかけます☆上と下両方です☆
ステッチはしなくてもいいのですが、洗った後を考えるとしていた方が型崩れがなくていいと思います☆
ゴム入れを縫って行きます☆まず1cm折ります☆
そして1.5cmと三つ折りにします☆
縫います☆端ミシンが良いですね☆
本体が完成しました☆
ゴムを通します☆まずゴムを2本長めの60cmにカットし通します☆
ゴムの長さは試着をし無理がない長さを決めてから調節・カットしてます☆
長さが決まったら、むすんで中に隠したら出来上がりです☆
いかがだったでしょうか?(゜o゜)
工程も少なく、少量の布で出来る手づくりマスク☆
予防にもオシャレにもバッチリ☆
これを利用し、サイズを変えたりデザイン、形を変えたり、アイディア一つでいろんなマスクが作れてしまいます(*^^)v
洗って繰り返し使えるマスク、みなさんも是非作ってみてくださいヽ(^o^)丿
こちらもマスクのレシピです☆
nishizawahontensasebo.hatenablog.jp
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【追記】接着ドミット芯の糊の成分について
ドミット芯に使われている接着糊の成分は【スプレー加工ではアクリル系エマルジョン、接着パウダーはナイロン系のものを使用しております。】とのことで、みなさまが心配されている成分ではないと認識しております。【あくまで手芸用の材料であるため経口接触を想定した商品ではありません。】とのことですので、芯として作品の中に使用する以外の目的や、口の中に入れたり飲み込んだりは決してしないようお願い申し上げます。
これから暖かくなり、接着ドミット芯から布タイプ、不織布タイプの接着芯へとお考えのお客様もいらっしゃることと思いますが【あくまで手芸用として販売】しておりますのでおすすめはできません。
夏マスク用おすすめ生地
新型コロナウイルスが流行り始めた2月に比べると気候も暖かくなり、マスクをしているとマスク内に熱がこもり暑く息苦しい季節になってきました。これからも快適にマスクをして生活をする為には、いかに熱をこもらせないようにするか、いかに接着芯を使わずマスク内の空間を確保するかが重要になってきます。オックス生地など中肉でハリ感がある生地を使用することにより空間の確保が可能です。ダブルガーゼを使用する際は沢山重ねると保温効果が上がるので何枚も重ねないようにしたり、熱がこもらないように生地の薄いシーティングやスケア、リネン素材(裏地は綿を使用する)、接触冷感(裏地に使用)などもおすすめです。